2006,06,26, Monday
もこーとオリキャラのデザインが被っている件について。
時間に縛られた大人の事情です(ぇー。

リュージさんをきっかけに他のこ^-りんを描かれる作家さん方のお話を見ていてなんだかこーりんが可愛く思えてきました。どうしよう。
ところで樹崎は(いや勿論北乃もですよ デスよ?)組みたいから組んでるんだなァ俺と再認識
何があったかというと樹崎の綴ったれみりゃー様がかわいくてかわいくてかわいくてかわいくて ウッ
>こういうサイト
大丈夫 僕バレてる(ぇー
そしたらウチの母親ここはこっちの方がえっちだよねとか言ってくるんですがもう何がなんだか。
「母さん、俺、漫画絵描き目指すさ」
「ふうん。いいけど、家にお金は入れてね」
この家に生まれてよかった たぶん
>幼稚
なるほど!
>寿司
いくらすき だいすき
時間に縛られた大人の事情です(ぇー。

リュージさんをきっかけに他のこ^-りんを描かれる作家さん方のお話を見ていてなんだかこーりんが可愛く思えてきました。どうしよう。
ところで樹崎は(いや勿論北乃もですよ デスよ?)組みたいから組んでるんだなァ俺と再認識
何があったかというと樹崎の綴ったれみりゃー様がかわいくてかわいくてかわいくてかわいくて ウッ
>こういうサイト
大丈夫 僕バレてる(ぇー
そしたらウチの母親ここはこっちの方がえっちだよねとか言ってくるんですがもう何がなんだか。
「母さん、俺、漫画絵描き目指すさ」
「ふうん。いいけど、家にお金は入れてね」
この家に生まれてよかった たぶん
>幼稚
なるほど!
>寿司
いくらすき だいすき
人の願いを糧とする生き物が居る。
エンブリオと呼ばれる彼らは、主の願いを満たし満たし、満たし満たし満たし満たし満たして尽くし、叶え続けて生きている。
――そうしなければ私達は死んでしまうのだ、と或るエンブリオが言った。
エンブリオ・フランチェスカの朝は早い。まだ日も覗かぬ内に床を出て、食事の準備に予定の確認、パソコンを使いニュースを始めとする一日の情報に目を通す。主の快適な目覚めへの演出には勿論余念が無い。主の睡眠のサイクルは百も承知だ。
フランチェスカの朝は早い。もとよりエンブリオ達は通常の食事も睡眠も必要が無い為ではあるが、それらは朝の早い遅いといった問題にはあまり関係がないだろう。フランチェスカの朝は早い、のである。
「……寝過ごした」
頭まで被った毛布を退け、時計を見る事も無くフランチェスカは悔し気に呟いた。
部屋に染みる陽光が眩しい。寝起きに鳥のさえずりというのも清々しく好感が持てる。けれども、それらは彼女の朝には在ってはいけないものだった。
枕元の目座まし時計を見る。六時三十八分。
あぁ、主を起こす時間を五分も過ぎてしまった、とフランチェスカは嘆息する。彼女の今日の起床は六時三十三分がベストだというのに。
本来ならまだ向こう側が暗くなくてはいけない、しかし、実際にはさんさんと日の光が射し込む窓を睨みつける。当然、そんなことで時間は巻き戻ったりしない。
フランチェスカの朝は今日も早い……筈だった。
エンブリオと呼ばれる者達が居る。
呼ぶ者によってはイフェクトフィールともサングリアルとも言われる彼らは、一言で言い表せば存在としての従者だ。職業従者でなく。立場としての従者でなく。その存在自体を表すに最も適した言葉が従者なのだ。
エンブリオ達は定められた唯一人の為に尽くし続ける生き物だ。
エンブリオ達の在り方は寄生生物か共生生物のそれに近い。宿主と定められた人間の元に顕現し、そのたった一人の願いを糧に生きる。
己が主の望みを満たし満たし、満たし満たし満たし満たし満たして尽くし、叶え続けることだけが彼らをこの世に引き留める。そうしなければ私達は死んでしまうのだ、と或るエンブリオが言った。
彼らは宿主の願望を満たすことで生き、それを可能とするだけの力を持っている。
原因に先んじて結果を出す。法則無視の辻褄合わせ。後因結果現象、と名付け親である学者は訳した。
つまりは、無から有を生み出す能力。幻想的な表現を借りるならば魔法というモノだ。
しばしば彼らエンブリオは心理学者、生物学者を中心とする様々な学者達の議論の種として扱われる。然もありなん、魔法としか言い様の無い力を有し、その生命の源は人の願いであり、主人に必要とされなくなった時に死を迎え、且つ人と同じ容姿を持つ生物など前代未聞だ。
そもそも生物と呼べるモノなのか、それすらも現状では解明できていない。エンブリオ達は生物の定義として大きな三つの特徴の内二つ、エネルギーの変換能力と恒常性維持能力は持っていると思われる。だが、残りの一つ、自己増殖能力を持っているか否かという問題、平たく言えば彼らにその遺伝子を分け与えた“親”の存在の有無に答えが見つかっていないのだ。
しかし、人の様に思考し、人の様に反応し、人としての容姿を持っている。なればこそ、在り方が違ったところで、人であると認める事に表向き真っ向から異を唱える者は少数であった。結果、現在エンブリオ達には一部の人権が認められている。
こうして少なくとも形式上、人間社会はエンブリオ達を受け入れた。それが西暦にして二千とんで二年――五年程前の話だ。
ごく平均的な日本人家庭のごくごく一般的な一軒家。そのさして長くも無い廊下を、見るからに機嫌を損ねた少女が荒々しく――しかし、決して大きな足音は立てずに、進む。
年の頃は十三、四、その髪色や肌の白さから欧米人に見えるだろうか。細く長い白金の髪は寝癖でその美観を台無しにしており、幼くも整った顔は羞恥と不満から真っ赤に染まっている。その少女、フランチェスカは思わず唇を噛んだ。そもそもエンブリオである自分が寝坊などをする筈が、否、できる筈が無いのだ、と。本来睡眠の必要が無いエンブリオ達は、仮に床に就いたところで眠りが浅い。目覚まし時計の騒音どころか、微かな足音にさえ反応して覚醒するだろう。
考えられるとすれば、これが宿主の願いであるということ。
“供給”と呼ばれる行為により主の願いを“食べる”エンブリオは意識下、もしくは無意識下にその願望を刷り込まれる。
本能と言うのだろうか。命令には至らない“こうして欲しい”程度の願望はエンブリオの無意識に刷り込まれ処理される。エンブリオへの要求の中には、相当無茶なものも少なくない。少しでも負担を減らすために獲得された能力だろうとフランチェスカは解釈していたが、それがまさか、このように機能するとは。
――とにかく。
大方、エンブリオのくせに寝坊をしたフランチェスカを満面の笑顔でからかおうという魂胆に違いない。信じ難くはあるが、こんなことにエンブリオの力を使うのがフランチェスカの主、伍島緒佳という少女なのだ。
かくして、緒佳は朝食と共にリビングに居た。
現在、大学の二年生である伍島緒佳は女子にしては背が高く、その顔つきや仕草から凛々しいという言葉が良く似合う。が、そのせいで彼女が今着けているような柄入りの可愛いエプロン等は絶望的に似合わない。肩より短く切り揃えられた黒髪を律儀にも三角巾でまとめているのだが、これがまた似合わないのだ。
テーブルにはサラダにトースト、カリカリに焼いたベーコンに目玉焼きと、フランチェスカに比べて手間はかけていないが朝としては十分な食事が二人分用意されている。二人分――必要無いと言うのに、フランチェスカの分まで。
フランチェスカの予想に反して開口一番笑われる事は無かったが、赤の他人の目からも興奮が見て取れるだろう彼女に、しかし緒佳は「あらお早うフラニー」などと嘯いた。
「オノカ! 毎回、毎回っ、どうして貴女はっ、こういう、ことを……!」
リビングには今も朝食の良い香りが漂っていたが、そんな事は意に解さずフランチェスカは己が主に詰め寄った。興奮するあまり鼻息は荒く言葉も絶え絶え、その形相には鬼気迫るものがあったが、女子供の、それも元が可愛い顔でいくら眉を吊り上げ睨みつけても、正直あまり怖くない。
「……何のことかしら?」
対する緒佳は少しも悪びれない、その身の潔白を主張するような爽やかな笑顔だったが、いつも間近で仕えているフランチェスカには分かっていた。彼女のこの爽やかさは、確かな意図とささやかな悪戯心からくるものだ。
「白々しい演技は結構! ……貴女は私の主です、家事や雑務は私の仕事だ。それを命じたのは貴女の筈」
従者としての心得かエンブリオの本能か、主を前にして落ち着き始めたフランチェスカは。
「ああ、まだ寝ていたみたいだからご飯作っておいたわよ。よっぽど疲れていたのね。全然起きないんだもの」
「人の話を聞いてください!」
主の対応に、簡単にキレた。
≪ 続きを隠す
エンブリオと呼ばれる彼らは、主の願いを満たし満たし、満たし満たし満たし満たし満たして尽くし、叶え続けて生きている。
――そうしなければ私達は死んでしまうのだ、と或るエンブリオが言った。
エンブリオ・フランチェスカの朝は早い。まだ日も覗かぬ内に床を出て、食事の準備に予定の確認、パソコンを使いニュースを始めとする一日の情報に目を通す。主の快適な目覚めへの演出には勿論余念が無い。主の睡眠のサイクルは百も承知だ。
フランチェスカの朝は早い。もとよりエンブリオ達は通常の食事も睡眠も必要が無い為ではあるが、それらは朝の早い遅いといった問題にはあまり関係がないだろう。フランチェスカの朝は早い、のである。
「……寝過ごした」
頭まで被った毛布を退け、時計を見る事も無くフランチェスカは悔し気に呟いた。
部屋に染みる陽光が眩しい。寝起きに鳥のさえずりというのも清々しく好感が持てる。けれども、それらは彼女の朝には在ってはいけないものだった。
枕元の目座まし時計を見る。六時三十八分。
あぁ、主を起こす時間を五分も過ぎてしまった、とフランチェスカは嘆息する。彼女の今日の起床は六時三十三分がベストだというのに。
本来ならまだ向こう側が暗くなくてはいけない、しかし、実際にはさんさんと日の光が射し込む窓を睨みつける。当然、そんなことで時間は巻き戻ったりしない。
フランチェスカの朝は今日も早い……筈だった。
エンブリオと呼ばれる者達が居る。
呼ぶ者によってはイフェクトフィールともサングリアルとも言われる彼らは、一言で言い表せば存在としての従者だ。職業従者でなく。立場としての従者でなく。その存在自体を表すに最も適した言葉が従者なのだ。
エンブリオ達は定められた唯一人の為に尽くし続ける生き物だ。
エンブリオ達の在り方は寄生生物か共生生物のそれに近い。宿主と定められた人間の元に顕現し、そのたった一人の願いを糧に生きる。
己が主の望みを満たし満たし、満たし満たし満たし満たし満たして尽くし、叶え続けることだけが彼らをこの世に引き留める。そうしなければ私達は死んでしまうのだ、と或るエンブリオが言った。
彼らは宿主の願望を満たすことで生き、それを可能とするだけの力を持っている。
原因に先んじて結果を出す。法則無視の辻褄合わせ。後因結果現象、と名付け親である学者は訳した。
つまりは、無から有を生み出す能力。幻想的な表現を借りるならば魔法というモノだ。
しばしば彼らエンブリオは心理学者、生物学者を中心とする様々な学者達の議論の種として扱われる。然もありなん、魔法としか言い様の無い力を有し、その生命の源は人の願いであり、主人に必要とされなくなった時に死を迎え、且つ人と同じ容姿を持つ生物など前代未聞だ。
そもそも生物と呼べるモノなのか、それすらも現状では解明できていない。エンブリオ達は生物の定義として大きな三つの特徴の内二つ、エネルギーの変換能力と恒常性維持能力は持っていると思われる。だが、残りの一つ、自己増殖能力を持っているか否かという問題、平たく言えば彼らにその遺伝子を分け与えた“親”の存在の有無に答えが見つかっていないのだ。
しかし、人の様に思考し、人の様に反応し、人としての容姿を持っている。なればこそ、在り方が違ったところで、人であると認める事に表向き真っ向から異を唱える者は少数であった。結果、現在エンブリオ達には一部の人権が認められている。
こうして少なくとも形式上、人間社会はエンブリオ達を受け入れた。それが西暦にして二千とんで二年――五年程前の話だ。
ごく平均的な日本人家庭のごくごく一般的な一軒家。そのさして長くも無い廊下を、見るからに機嫌を損ねた少女が荒々しく――しかし、決して大きな足音は立てずに、進む。
年の頃は十三、四、その髪色や肌の白さから欧米人に見えるだろうか。細く長い白金の髪は寝癖でその美観を台無しにしており、幼くも整った顔は羞恥と不満から真っ赤に染まっている。その少女、フランチェスカは思わず唇を噛んだ。そもそもエンブリオである自分が寝坊などをする筈が、否、できる筈が無いのだ、と。本来睡眠の必要が無いエンブリオ達は、仮に床に就いたところで眠りが浅い。目覚まし時計の騒音どころか、微かな足音にさえ反応して覚醒するだろう。
考えられるとすれば、これが宿主の願いであるということ。
“供給”と呼ばれる行為により主の願いを“食べる”エンブリオは意識下、もしくは無意識下にその願望を刷り込まれる。
本能と言うのだろうか。命令には至らない“こうして欲しい”程度の願望はエンブリオの無意識に刷り込まれ処理される。エンブリオへの要求の中には、相当無茶なものも少なくない。少しでも負担を減らすために獲得された能力だろうとフランチェスカは解釈していたが、それがまさか、このように機能するとは。
――とにかく。
大方、エンブリオのくせに寝坊をしたフランチェスカを満面の笑顔でからかおうという魂胆に違いない。信じ難くはあるが、こんなことにエンブリオの力を使うのがフランチェスカの主、伍島緒佳という少女なのだ。
かくして、緒佳は朝食と共にリビングに居た。
現在、大学の二年生である伍島緒佳は女子にしては背が高く、その顔つきや仕草から凛々しいという言葉が良く似合う。が、そのせいで彼女が今着けているような柄入りの可愛いエプロン等は絶望的に似合わない。肩より短く切り揃えられた黒髪を律儀にも三角巾でまとめているのだが、これがまた似合わないのだ。
テーブルにはサラダにトースト、カリカリに焼いたベーコンに目玉焼きと、フランチェスカに比べて手間はかけていないが朝としては十分な食事が二人分用意されている。二人分――必要無いと言うのに、フランチェスカの分まで。
フランチェスカの予想に反して開口一番笑われる事は無かったが、赤の他人の目からも興奮が見て取れるだろう彼女に、しかし緒佳は「あらお早うフラニー」などと嘯いた。
「オノカ! 毎回、毎回っ、どうして貴女はっ、こういう、ことを……!」
リビングには今も朝食の良い香りが漂っていたが、そんな事は意に解さずフランチェスカは己が主に詰め寄った。興奮するあまり鼻息は荒く言葉も絶え絶え、その形相には鬼気迫るものがあったが、女子供の、それも元が可愛い顔でいくら眉を吊り上げ睨みつけても、正直あまり怖くない。
「……何のことかしら?」
対する緒佳は少しも悪びれない、その身の潔白を主張するような爽やかな笑顔だったが、いつも間近で仕えているフランチェスカには分かっていた。彼女のこの爽やかさは、確かな意図とささやかな悪戯心からくるものだ。
「白々しい演技は結構! ……貴女は私の主です、家事や雑務は私の仕事だ。それを命じたのは貴女の筈」
従者としての心得かエンブリオの本能か、主を前にして落ち着き始めたフランチェスカは。
「ああ、まだ寝ていたみたいだからご飯作っておいたわよ。よっぽど疲れていたのね。全然起きないんだもの」
「人の話を聞いてください!」
主の対応に、簡単にキレた。
≪ 続きを隠す
コメント
コメントする
