2006,04,23, Sunday

2006/04/23 発行
「リュージのホームページ」リュージさんと
「ふらいんぐぺっとぼとる」Jackさん
お二方をそれっぽい言葉で誘い出して作ってしまった合同誌。
あまりにもタイトルが長いために表1に入らなかったことによりこのような表紙になった不遇の本。
発案当初の名称は「ZUNのロマンティック…わはは(仮)」。カッコカリまで読むのがトレンディ。嘘です。
「ZUNのロマンティック…わはは」56ページより抜粋
「え? え? え?」
ゆっくりと姿が透明になっていく柔に美鈴は慌てふためくが、二人の魔法使いは彼女を無視する形で口を開く。
「心写質形ノ魔鏡?」
「封印しようと思ったらうっかり、な」
「ドジねぇ」
呆れるパチュリー。だがその表情はどこか不安げな色をしているのは魔理沙の気のせいか。
「あー……しかし……」
時計台の惨状。そして今は寝ている咲夜を見て、魔理沙は気まずげに呻くように謝る。
「何だ……その、色々とすまん」
「いいわ。もう咲夜も大事なさそうだし、後片付けは……」
パチュリーはそこで言葉を切り、そろーりとこの場から立ち去ろうとしている美鈴の肩を捕まえた。
「門番が一人でしっかりやってくれるらしいから」
「お? 悪いな美鈴」
「ここを独りで、ですか?」
「仕方ないわね……小悪魔を貸すわ」
「それでも二人……」
うな垂れる美鈴を横目に、魔理沙は苦笑をしながら箒に跨る。
「魔理沙」
「なんだ?」
「箒なしでも飛べたのね」
さっきの戦闘を見たからだろう。そう問い掛けてくるパチュリーに魔理沙はうなずく。
「まぁな。ただスピードもステアリングもカーブもブレーキもコントロールも箒の方が優れてるんだ。
だから走り屋の私は箒なしでは生きれない」
「そう」
自分から聞いてきておいて大して興味なさげに目を伏せる。
「それじゃあ、私は行くぜ。咲夜とレミリアにはお前から謝っといてくれ。
気が向いたら私からも謝りに来るよ」
そう言って魔理沙はパチュリーの返事を待たずに飛び上がる。
「魔理沙!」
「ん?」
呼ばれ、下の方へと向こうとした時少し強い風が吹く。魔理沙は慌てて帽子を押さえたとき、何やらパチュリーが何か言っていた。
「何を言ったんだ? 風でよく聞き取れなかったんだが」
「…………なんでも無いわ」
「そうか?」
ぷい、とそっぽを向くパチュリーを訝しむ。
それから改めて箒に魔力を込め、
「じゃあ、またな」
人差し指と中指でこめかみをピッと擦るように挨拶をしてから、次の自分を探しに箒を加速させた。
おまけ
漫画のほうの中身はこんな感じのわいわいがやがや

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