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網戸、焼き芋、物干し竿……ぎょ、餃子?
 網戸、焼き芋、物干し竿に、クレープ、アイス、ドネルゲバブにメロンパン。
 移動販売数あれど、餃子を聞いたのは初めてでした。びっくり。
 そんな感じで北乃です。


幽々子「ねぇねぇ妖夢。 聞こえる? 聞こえる?
     餃子の移動販売よ?」

 妖夢「何言ってるんですか幽々子様。
     これはどう聞いても竿竹……じゃない!
     って――ええええぇっ!? ほんとに餃子ですよ幽々子様!」

幽々子「だからそう言ってるじゃないの妖夢ってば」


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 遠巻きから聞こえてくる声「たけやー さおだけー」だったんですけどね、
 近づいてくるにつれ、「ぎょうざ~、ぎょうざ~」だったという事実。
 あまりといえばあまりな、突拍子のなさに、北乃も思わず窓の外を見た!



幽々子「ようむ~ようむ~」

 妖夢「はいはい分かってますってば。
     肉餃子、野菜餃子、キムチ餃子、カレー餃子、ごぼう餃子。
     どれがいいんですか?
     ……って、失礼しました、全部一つずつですね」

幽々子「ほら、妖夢はわかってない」

 妖夢「え?」

幽々子「全種類 五箱ずつよ」



 そんな白玉コンビを横目に北乃は肉とカレーを購入。
 12個入り五百円とはとっても良心的。



 妖夢「今の林林餃子さんって、雑誌なんかで取り上げられている有名な餃子屋さんだったみたいですね」

幽々子「そうねー……新宿じゃあ大音量でぎょうざ~ぎょうざ~ってやってるそうね」

 妖夢「白玉楼を通った車はあまりうるさくなかったですよね?」

幽々子「騒音は死者の眠りを妨げる。眠りから起こされた死者は大体怒る。
     だからほら、焼いてくれてる時はスピーカーを切ってたでしょ?
     良識あるドライバーよね」

 妖夢「……って、幽々子様、小皿を用意してあるのですから、
    わざわざ餃子にタレやラー油を直接かけなくても……」

幽々子「あら? 何言ってるの? 餃子ってこうたべるものなのでしょう?」


 そう言って幽々子は、まるで河豚刺しでも食べるかのように、
 器用に箸でズララララァァァァ捕えてイッキ食い。
 いやはや、北乃には真似できる芸当ではございません。
 私は普通に一粒ずつをタレにつけていただきます。
 なるほど。そのもの珍しさだけで雑誌に紹介されてるワケじゃないですね。
 おいしかったです。



 妖夢「幽々子様……私の分は残しといてくださいよぉ……」

幽々子「妖夢が手を出さないのがわるいのよ~」

 妖夢「どうやって手を出せって言うんですか……
    あんな食べ方されて……うううっ……」



 ……あんまり残ってないけど、妖夢。食う?



 妖夢「あ、すみません。いただきます」

幽々子「じゃあ遠慮なく」

 妖夢「あああああっーーー……っ!」


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| kitano | 17:52 | comments (1) | 雑記::北乃ゆうひ |
コメント
絵。携帯でもそれなりに見れるように試してみた。
このままモバイル対応ステキサイト目指そうぜフゥー
| 七日ななや | EMAIL | URL | 06/06/04 21:25 | mtHtmarw |


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