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2008,10,01, Wednesday

2008/10/05 サンシャインクリエイション41 配布予定。
企画そのものは、実は一昨年の冬頃から(げふんげふん
なんでもありません。
まぁ、そんなパチュリーメインと見せかけた紅魔本。
内容は、表題作になっている樹崎の真紅ダイヤグラムを筆頭に、
同名のコピー誌に収録されていた、
北乃の紅魔の不思議な暇つぶしを収録。
また、暇つぶしの続編としてコピー誌で発行した
もっと不思議な暇つぶしも同時に収録。
さらには、
またまたリュージさんを巻き込んで、漫画を描き下ろしてもらいました。
ほんと、いつもご迷惑をおかけしておりますw
ついでにもう一編、北乃のアリマリパチェ(?)SS
Nach dem Ereignis...も収録。
色んなところに迷惑をかけまくりながら、完成した、
全力(あるいは脱力?)全壊もとい全開な一冊です。
以下、サンプルぅ。
本編より抜粋――
ぐにゃり、ぐにゃり。
踏み出すごとに柔らかく受け止める絨毯がまるでなにか、巨大な生き物の体内であるかのような錯覚をもたらす。
赤い朱い紅い胃壁に触れると窓枠がまるで血管のように脈打った。慌てて手を引っ込めるも、足下の穴につまずきかけて体勢を立て直す。見やった廊下には、穴などひとつもあいていなかった。
「紅魔館って……こんなところ、だったかしら」
絶対違うと疑問を投げると、これが本来の姿なのです、と先導するメイド長が言った。
「超常識的無常識(メイデン・パリュテース)や横紙破り(ザ・ストレイト)がいるわけでもありませんから」
なるほど、と頷くアリスに咲夜は笑う。
「彼女たちを嫌っているわけではないのですけど」
わたくしはこの紅魔館も好きなのです、困ったことですわねぇ。
困ったものなのはこの館だ、とアリスは思った。もうかれこれ一時間近くは歩いているではないか。
「……ねぇ、咲夜」
「はい?」
「そろそろ目的地に到着させてくれてもいい頃じゃない?」
ぱちくりと瞬きして、あらまあと咲夜は漏らした。
「てっきり、本当の紅魔館を楽しんでいただけているものかと」
「あいにく、存分に楽しませていただきましたわよ」
もうお腹いっぱいに。些か不満そうな咲夜に噛み付くような笑みで答え、アリス・マーガトロイドは深く深くため息をついた。
つぎに瞬きをしたときには、目の前には重厚な扉。胡乱げな瞳を向けると咲夜は深く頭を下げた。
「どうぞ、お嬢様がお待ちです」
お待たせしたのはお前じゃなかろうか。とは口に出さない。アリスは淑女(レディ)なのだ。
ぎいと重い音を立てて開いた扉の向こう、ダイニングテーブルの上座に鎮座した紅魔館の主が小さく微笑んで見せた。
「ようこそ、紅魔館へ」
「お呼び預かり光栄ですわ」
「それにしても遅かったわね、アリス」
「あんたんとこのメイドのせいでしょうが!」
思いっきり口にだしてしまうアリスであった。
「あー、飲み過ぎた」
あてがわれた客室のベッドにつっぷして、深く息をつく。上海人形が気遣わしげに背中をさすってくる。
会話が弾むにつれぐいぐいと飲み過ぎた、と後悔する。安いワインではなかったから、悪酔いをするようなことはないだろうが。
ノックに続いて聞こえてきた失礼します、との声にはいはいと生返事で返しながら、顔をあげ――
「おお、酷いかおだぜ」
吹いた。
「……アリス、いまお前なに吹き出した」
微妙な表情で顔を。だがアリスにしてみればとつぜん顔を覗き込んできたほうが悪いのであって、いやそんなことよりもだ。
「あ、あんたその格好……」
ん、なんか変か? と首を傾げ自らの衣装を引っ張る霧雨魔理沙は、
紅魔館謹製・マニア垂涎の
メイド服
を着ていた。クラシカルなロングスカートタイプなのでどちらかというとシックなほうが好みのアリスも安心。なにがだ。
「いや変というかむしろ似合って……そうじゃなくて、なんでここに!」
「賭けに負けてな。そんでここに」
ちょこんと床に女の子すわりで見上げてくる魔理沙。アリスは壁を向いて鼻を押さえた。やばい、はなぢ出そう。
/真紅ダイヤグラムより
どれだけの時間が経ったのか――どうやら意識を失っていたらしい自分の目がゆっくりと開いていく……。
だが、視界ははっきりとせず、意識はどこか胡乱なままだ。
それでも、パチュリーはすぐそばにある人の気配を感じていた。
いや、そばではなく――
(私……誰かの上に居る……?)
誰かの膝の上に、自分は横になっている。
ならば、この膝は誰の――
必死に情報同士を結んでも、次々解けて消えていく。
頭の回転が鈍いとか、そういうのとは違う。
(まともに……頭が回らない……)
脳の変わりに甘いジャムでも詰め込まれたのではないかと錯覚するほど、意識はとろけていて、はっきりしない。そのくせ気分は夢見心地で、とても気持ちがいいのだ。
(うー……誰? 誰が私を……)
頭がはっきりしないなら、いっそ身体で――ぼんやりとそう考えて、仰向けになろうとする。
(身体も……うまく動かないのね……)
ゼリーの中にいるような、緩慢な動きをする自分の身体。だが、それはまるで分かりきったことであったかのように、パチュリーはふやけたような感想を抱く。
それでも辛抱強く、ゆっくりと身体を横向きにすると、そこで初めて自分の下にいる人物が何も着ていない事を知る。
(……もしかして……)
ああ――やっぱり……と、思わずつぶやく。
自分も……裸だ……。
(……って……あら?)
ふと、疑問が浮かぶ。
何もかもがまどろみに溶けた世界で、その疑問で、初めてパチュリーはしっかりとした意識を抱けた気がした。
だが、その疑問の正体を考え始めるよりも早く、パチュリーは、相手の姿が虚ろな目で捉えていた。
ところどころ視界がぼやけているが、自分の不健康な白肌とは違う健康的な肌色が目に入る。
すべすべしていて、ふにふにしていて……融通の利かない重たい手を懸命に動かしながら、その感触を楽しみ、視線をその身体の上半身へと移していく。
適度なふくらみを持った双丘。その膨らみに沿うように枝垂れる一房のウェーブの掛かった金の髪。
(……え……?)
そして、パチュリーを見下ろす見覚えのある双眸――
(ま……りさ……)
声にならない声で、つぶやく。
まるでそれに応えるかのように、彼女は微笑む。
今、自分が置かれているシチュエーションになるまでの経緯を何度もシミュレーションしようとするが、その事如くが形になる前に溶けて消えてしまう。
(魔理沙……私、魔理沙と……)
何が起きたか覚えていない。だが――自分は今、魔理沙に膝枕をしてもらって眠っていた。
(しかも、二人して……着てない……)
それが、意味する事は一つ。
そんなもの、思考が溶けるより先に、思いつく。
魔理沙の手が伸びてくる。
(だ、だめ……っ! 今、撫でられたりしたら……撫でられたりしたら……私、わたし、わた……し……)
怖いことなど何もありはしないのに、思わず身を縮めてしまう。
今、こんな気分の状態で魔理沙に髪を撫でられようものなら、
(私……脳だけじゃなくて……全部――溶けちゃうかもしれない……)
それが怖くて、パチュリーは身体を竦ませる。
ゆっくりと近づいてくる魔理沙の手。
(ああ……魔理沙……まりさ……まり、さ……)
そして、それが自分の髪に触れようかと言う瞬間、
(……え?)
突如、世界が大きく揺れ――虚空に亀裂が走った。夢のようなその世界は、たった一つの綻びが生まれると同時に、一瞬にしてあらゆるものが瓦解した。
/ Nach dem Ereignis...より
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2008,09,20, Saturday
2008,09,18, Thursday
ども、北乃です。
トラックバックスパムの影響か、
なんだか503エラーを吐きまくっておりましたが、
なんとか復帰。ご心配おかけしました。
確認は出来ていませんが、
こちらからリンクしている各サイト様に、
もしスパムが飛び火していましたら、
ご迷惑をおかけしました。
イベント二週間前という、
ある意味で一番注目されるタイミングでのエラーで、
その間に来て下さっていた人達には、ほんと申し訳なく。
とりあえず、仮対処ということで、
トラックバックを全ての記事で使用できなくしました。
まぁ、元々スパム以外に使用されていなかったので、
あまり実害ないと思います。
ですが、もし何か問題があるようでしたら、
拍手やコメントでの報告ヨロシクお願いします。
そんなワケで、
同人サークルCATARACTのブログ「のたり 」。
今後とも、改めてヨロシクということで。
以下、幻想の樹海3の告知です。
2008/9/21開催予定
幻想の樹海Ⅲ~幾多の戦士が夢見た妄想の地~
「 界 - 22 」 CATARACT
配布予定物。
○樹海の仲間を集めたら(サンプル)
【オフセット / SSメイン / 姫ブシ子メイン】
以上。
再版余裕があるならば、
前回配布したコピー誌二種。
・ある日、酒場にて――【北乃ゆうひのSS本】
・世界樹の迷宮ファンブック01【七日ななやのイラスト本】
ほんの僅かですが、持って行くかもしれません。
でも、過度の期待は厳禁です。
オフセ一種類だけだと寂しいので、
何か持って行きたいという衝動はあるのだけれどはてさて。
そんな感じで、
イベント当日はみなさん、よろしくお願いします。
では~。
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なんだか503エラーを吐きまくっておりましたが、
なんとか復帰。ご心配おかけしました。
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ご迷惑をおかけしました。
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その間に来て下さっていた人達には、ほんと申し訳なく。
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